2024年5月14日
展覧会「マリー・ローランサンとモード」が、京都市京セラ美術館 本館 北回廊1階にて、2023年4月16日(日)から6月11日(日)まで開催される。東京のBunkamura ザ・ミュージアムでも開催され...

シャネル

展覧会「マリーローランサンとモード」が、京都市京セラ美術館 本館 北回廊1階にて、2023年4月16日(日)から6月11日(日)まで開催される東京のBunkamura ザミュージアムでも開催される巡回展だ

両大戦間パリの芸術界を俯瞰

マリーローランサン 《ピンクのコートを着たグールゴー男爵夫人の肖像》 1923年頃 油彩/キャンヴァス パリ、ポンピドゥーセンター
Photo ©Centre Pompidou, MNAM-CCI, Dist. RMN-Grand Palais / image Centre Pompidou, MNAM-CCI / distributed by AMFマリーローランサン 《ピンクのコートを着たグールゴー男爵夫人の肖像》 1923年頃 油彩/キャンヴァス パリ、ポンピドゥーセンター
Photo ©Centre Pompidou, MNAM-CCI, Dist. RMN-Grand Palais / image Centre Pompidou, MNAM-CCI / distributed by AMF

ふたつの世界大戦に挟まれた1920年代のパリは、「レザネフォル(狂乱の時代)」と呼ばれ、さまざまな才能がジャンルを超えて交流し、豊かな文化が育まれた場であったそして、この時代を代表する存在に、マリーローランサンとココシャネルというふたりの女性を挙げることができるシャネル スーパー コピー

マリーローランサン 《鳩と女たち》 1919年 油彩/キャンヴァス パリ、ポンピドゥーセンター
Photo ©Centre Pompidou, MNAM-CCI, Dist. RMN-Grand Palais / Jacques Faujour / distributed by AMFマリーローランサン 《鳩と女たち》 1919年 油彩/キャンヴァス パリ、ポンピドゥーセンター
Photo ©Centre Pompidou, MNAM-CCI, Dist. RMN-Grand Palais / Jacques Faujour / distributed by AMF

ローランサンは、初期にはキュビスムの影響を強く受けた作品を手がけていたものの、徐々にパステル調の淡い色調で描かれた作風に変化女性の優美さを引き出すその肖像画は、1920年代のパリで大いに人気を博した

ガブリエルシャネル 《デイドレス》 1927年頃 シルククレープ 神戸ファッション美術館ガブリエルシャネル 《デイドレス》 1927年頃 シルククレープ 神戸ファッション美術館

一方でシャネルは、第一次世界大戦を契機とする女性の社会進出、都市に花開いた大衆文化や消費文化を背景に、活動的でありながらもエレガントなファッションデザインを提案そのドレスやスーツなどには、ストレートなシルエットや膝下のスカート丈をに採用するほか、抑制された色である黒を多用しているシャネル 偽物 通販

マリーローランサン 《牝鹿と二人の女》 1923年 油彩/キャンヴァス ひろしま美術館マリーローランサン 《牝鹿と二人の女》 1923年 油彩/キャンヴァス ひろしま美術館

展覧会「マリーローランサンとモード」では、ローランサンとシャネルを軸に、両大戦間パリの芸術界を展観とりわけ、1920年代パリを特徴付ける「越境」という言葉に着目し、国境とジャンルを柔軟に飛び越えて展開した当時の美術やファッションを、約90点の作品から紹介する

マリーローランサン 《ニコルグルーと二人の娘、ブノワットとマリオン》 1922年 油彩/キャンヴァス マリーローランサン美術館
©Musée Marie Laurencinマリーローランサン 《ニコルグルーと二人の娘、ブノワットとマリオン》 1922年 油彩/キャンヴァス マリーローランサン美術館
©Musée Marie Laurencin

さらに、現代におけるローランサンとシャネルの交錯にも着目1983年から36年間にわたってシャネルのデザイナーを務めたカールラガーフェルドが、ローランサンの絵画に着想を得て手がけた2011年春夏 オートクチュール コレクションのドレスを、ローランサンの《ニコルグルーと二人の娘、ブノワットとマリオン》とともに展示する

展覧会概要

展覧会「マリーローランサンとモード」
会期:2023年4月16日(日) 6月11日(日)
会場:京都市京セラ美術館 本館 北回廊1階
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
開館時間:10:00 18:00(展示室への入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般 2,000円(1,800円)、高校大学生 1,500円(1,300円)、小中学生 700円(500円)、未就学児 無料(要保護者同伴)
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※障がい者手帳などの提示者および介護者1名までは無料
※チケットは、2月14日(火)10:00より、公式オンラインチケット、チケットぴあ(Pコード 686-368)、イープラス、セブンチケット(セブンコード 099-099)、CNプレイガイドほかにて販売
※予定は変更となる場合あり(最新情報については展覧会ホームページなどを確認のこと)

京都市京セラ美術館