2024年5月17日
ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)は、日本のレザー企業とタッグを組み、オリジナルレザーファッションショーを日本最大級の革と皮革関連資材のトレードショー「第95回東京レザーフェア2017-18年秋...

シャネル

ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)は、日本のレザー企業とタッグを組み、オリジナルレザーファッションショーを日本最大級の革と皮革関連資材のトレードショー「第95回東京レザーフェア2017-18年秋冬コレクション」で披露同フェアは、東京浅草にて2016年12月8日(木)と9日(金)の2日間かけて開催され、ショーは受付にて登録を行えば誰でも参加が可能だ

 

デザイナーの坂部三樹郎は、アントワープ王立美術アカデミーを主席で卒業後、自身のブランド「ミキオサカベ」を設立シャネル 指輪 コピー東京カルチャーやティーンエイジャー独特の感性に目を向け、オリジナリティのある装いを提案し続けてきた2017年は、ミキオサカベにとって10年目を迎える節目の年だ

そのアニバーサリーイヤーに、坂部は日本のレザー企業とコラボレーションすることを決めた革一筋で築き上げてきた豊富な知識を活かし、国内のみならずヨーロッパなど海外の商品も取扱う老舗「ニッピフジタ」と、革加工革漉き専門の加工業者「墨田革漉工業」とタッグを組む

 
ミキオサカベ 2017年春夏コレクション より

念頭に置いたのは、革がもつ強く硬いという固定概念を払拭するということファッションでレザーを使うとき、ライダースやジャケットなど男性的なイメージが強く、シーズンで言えば秋冬ものを思い浮かべる人が多いのではないだろうか

今回のショーはその概念を崩すものあらゆる技法を駆使して、レザーの可能性を広げるようなワードローブを発表2017年春夏コレクションの同型のジャケットやワンピースも、革素材を採用することで異なるニュアンスで提案されている

パンチングやカッティングの技法は、レザーとは思えぬほどの軽やかさを生み出したシャツには薄いスエードを用いて、ミニスカートにはエナメル加工や煌びやかな型押しの加工をリッチな黒のワンピースはヘムをランダムに見せてラグジュアリーなワンルックとして仕上げた同じ革なのに全く別の素材に見え、それは実際に触って見なければわからないほど

 

シャンパンゴールドのワンピースは、革特有の硬さと滑らかさの絶妙なバランスが光る型押しで表情豊かにみせながらポケット部分は立体的に、それでいてウエストラインは女性の曲線美を紡ぎだすものだポップなカラーも相まって、レザーの数々がさらに異なるニュアンスへと導かれていく

技法もさることながら、意表を突くようなポップなスタイリングもミキオサカベらしさ満載中にはシャツにガーターベルトのようなものをつるして、ずり落ちそうなショートパンツを留めているものがあるCHANEL スーパー コピーパンチのあるスタイルだが、肌とのレイヤードを楽しむ軽やかなレザーを散りばめることで、奇抜さの中に高級感を醸し出している

これら表現の中で、坂部は素材としてのレザーと向き合いながら、テーマを「ホラー」とした本来は生命が宿るレザーそう考えながら改めて向き合ったとき、普通の洋服とは異なる感覚が生まれたといういつものショーと同じ坂部らしい奇想天外な表現はあれど、異なるのはレザーが持つ偉大な存在感であるそれが坂部の手法と出会うことで、固定概念にとらわれない無限の可能性を秘めた素材へと変貌を遂げていた

【イベント詳細】
「第95回東京レザーフェア2017-18 A/W Collection」
坂部三樹郎によるレザーファッションショー&トークショー
※オリジナルレザーファッションショーは、「第95回東京レザーフェア」内のスペシャルコンテンツとして開催
開催日時:
2016年12月8日(木) 13:00~、15:30~
9日(金) 11:00~、13:00~
会場:都立産業貿易センター台東館
住所:東京都台東区花川戸2-6-5
入場料:無料
※登録入場制、受付にて登録すれば入場可能