2024年5月15日
2015年2月25日(水)、グッチ(GUCCI)がミラノファッションウィークで、2015-16年秋冬コレクションを発表した。会場は、毎シーズンと同様ピアッツァ・オベルダン。だが壁面は真っ赤に塗られ、...

グッチ

2015年2月25日(水)、グッチ(GUCCI)がミラノファッションウィークで、2015-16年秋冬コレクションを発表した

会場は、毎シーズンと同様ピアッツァオベルダンだが壁面は真っ赤に塗られ、場内は来場者の活気で溢れていたというのも、今季はアレッサンドロミケーレ(Alessandro Michele)が手掛けるファーストコレクションであるグッチ スニーカー コピー皆々のショーへの期待は、想像以上であったに違いない

テーマは「The Contemporary is the Untimely」今という時代に同化も順応もせず、断絶することこそが、現代を理解し自分自身の時代を築くことに繋がるのだ…という意思の強さをも感じられるこのフレーズは、ミケーレが描く新時代の幕開けに相応しい

弦楽器の音色と共に、スタートしたショーグッチ リュック コピー特筆すべき演出は、メンズモデルの起用だ2015-16年秋冬メンズコレクションでも、ジェンダーレスなワードローブを提案していたが、今シーズンも同様に、中性的なルックが登場男性、女性どちらのモデルも身に着けたものは、ジャケットとパンツのセットアップが中心全面にフラワープリントをあしらったもの、パイピングを施したもの、前身頃にボタンを並べたものなど、フェミニンでシャープな雰囲気のアイテムが揃った

またノスタルジックな魅力を持つ、鳥や花のモチーフに注目したいイギリスジョージ王朝時代にインスパイアされた鳥は、キラキラとした刺繍となり、グッチらしいファーコートのバッグスタイルを彩ったさらにタペストリーから着想を得たという花は、刺激的なブルーのニットを立体的に飾ったり、はたまた駆け抜けるようにランウェイを消えていく、柔らかな素材のワンピースにあしらわれたりと、アイテムごとに異なる雰囲気を咲かせた

プリーツの魅力に気付かされたのも、今季の特徴ではないだろうかファーストルックを飾ったレザースカートを筆頭に、メタリック素材のスカート、ワンピースなどに採り入れたが、幾何学模様との組み合わせやランダムな配置など、素材やアイテムの持つ特徴に応じて、表現方法を変化させているのもおもしろい

小物も充実のラインナップベレー帽や眼鏡だけでなく、花の首飾りやヘアアクセサリー、ニット帽子などを採り入れたルックが並んだメンズコレクションとの連動を強く感じさせる、これらのコーディネートからは、性差を越えて、ファッションを楽しむことを改めて教えてくれているかのよう今後のミケーレが描くムーブメントに期待が高まるコレクションとなった